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工業洗剤で洗い終わると、お湯で綺麗に濯ぎ洗いしてエアを吹いて乾かしておきます。
で、上記写真は清掃箇所のポート。
A:スロー系統のポートその1。
これの真上に繋がるスロー系ポートの導通を確保する為、キャブクリーナー&圧縮エアで掃除。パイロットスクリューを外す際は戻し回転の記録をお忘れ無く。
でもこんな所は詰まりません。
ザックリでオッケーです。
B:スターター系統の燃料供給経路。E:スターター系統のエアベント。
今回のトラブル箇所です。
BとEからキャブクリーナーを吹いて、導通を確認します。
C:スロー系統への燃料供給箇所。スロージェットが入ってる所ですね。
ここからキャブクリーナーを通しエアで掃除。
バタフライバルブのエンジン側の下部に明いた、スロー系の燃料噴射ポートへの導通を確認します(後記参照)
割と詰まり易いので要注意箇所です。
出口のポートを幾つか指で押さえながら、圧縮エアを吹いて各ポートが完全に繋がるようにご確認を。
D:燃料経路。キャブクリーナーを通した後でエアで掃除。
この金色部分とキャブボディとの間からガソリンが漏れたら、残念ながらそのキャブは寿命です。
このキャブはバルブシートやOリングの補修パーツが出ないので諦めましょう。
F:エアベント。
そうそう詰まる事は無いですが、ついでなのでここも綺麗に掃除しておきます。
ここが詰まってるキャブは多分物凄い状態なので買い替えた方が良さそうですよ。
多分こんな所がガビガビに詰まってようなキャブは、他の箇所はさらに物凄い状態に成ってるでしょう。
A:スローエアジェット。
ここからエアを取り入れ、キャブ内(一枚目写真Cの奥)でガソリンとエアを混合します。
キャブクリーナーを吹いて上の写真Cから抜ければオッケー。
仕上げに圧縮エアで清掃。
B:メインエアジェット。
スローエアジェットと同じ理屈で、こちらはメイン系統へ混ぜる空気を吸ってます。
メインジェットの刺さる部分へとちゃんと繋がってればオッケーです。
掃除方法はスローと同じ。
フロート内のジェットは、バイクが動いてる限りはそうそう詰まる箇所ではないのですが、この2つは空気を吸う為、幾ら快調に乗っていても何時詰まるか解りません。
なんとなく調子の悪い時は案外こんな所が悪さしてたりな事も有ったり無かったりしております。
Aがパイロットスクリュー先端の針が頭を出す部分。ポートの内部では勿論スロージェットへ繋がっております。
Bはスロージェットへと。
スロー系統の掃除は、ここから綺麗にキャブクリーナーが抜けるかどうかが重要。
見ての通りにかなり小さい穴なので、腐り切ったキャブでは一朝一夕に綺麗に掃除し切れません。
ただ、かなり重要な部分でも有るので完璧に仕上げたい所です。
2枚目写真AのスローエアジェットからこのAとBそれぞれへエアが通ればオッケーです。
スロージェットとパイロットスクリューの箇所からエアが漏れるので指で押さえながら...
まぁやれば解りますか。
本気で詰まったキャブは多分ジェットタイプのキャブクリーナーだけでは力不足。
幾ら強力と言っても所詮は缶スプレーの圧ですから。
やっぱりコンプレッサーは使いたい所です。
何はともかく、これでもかとエアを吹きながら徹底的に掃除しましょう。
スロー系統は何のキャブだろうとも機嫌を壊し易い部分なのです。
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